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一人でできる浴衣の着付け方

初めての着付けは、思っているよりも時間がかかってしまうもの。
しっかりと準備をして、本番で失敗しないように、あらかじめ手順を確認しておきましょう。

着付けを始める前に

浴衣は、前日にシワがないかなどを確認し、ハンガーなどに掛けておきましょう。
余裕をもって準備をしておくことで、当日スムーズに着付けに取り掛かることができます。

浴衣の着付けに入る前に必要な小物を並べておきましょう。
下着と肌着は着付けの前に着用しておいてください。

浴衣に必要な着付け小物

《用意する着付け小物》
・下着(できれば和装用下着をご用意ください
・肌着(できれば和装用肌着をご用意ください
・腰紐
・着付けベルト
・伊達締め(マジックベルトを使用しました
・前板

Point
着付けベルトは使用する前に、あらかじめ長さを肩幅より少し長めに調節しておきましょう。
腰紐や伊達締め、帯はハンガーやイスなどに掛けて、立ったまま手の届くところに準備しておくと着付けしやすく、時間の短縮にもなるのでおすすめです。

浴衣や小物が揃っているかをしっかり確認したら、着付けに入る前にお化粧とヘアセットを済ませておきましょう!
着付けた後にお化粧やヘアセットをすると、汚れたり着崩れの原因になってしまうので気をつけてください。



浴衣の着付け方

着付け前の準備ができたら、いよいよ着付けです!
簡単でキレイに、着崩れしにくく仕上がるようポイントをふまえながらご説明します。


  • STEP 1


    はじめに前幅を決めます。左手を右の腰に回し、おくみ線が右足の小指に来る位置で合わせます。浴衣の裾はくるぶしの高さに来るようにします。

  • STEP 2


    浴衣がズレないようにしながら左手を開き、右手を左の腰に回したら、裾の幅を4~5cmほど上げます。ここで裾を上げておくことで、完成時に裾すぼまりの美しい形になります。

  • STEP 3


    ウエストの位置に腰紐を巻きつけて、紐の端が見えないようにします。

  • STEP 4


    浴衣の内側に手を入れてシワを伸ばします。後ろは両脇から手を入れ、「おはしょり」の整理をします。

  • STEP 5


    「衣紋」を抜き、襟足を出します。こぶし横一つ分くらいが目安です。

  • STEP 6


    右襟の胸の下から指3本分の位置に着付けベルトを留めます。

  • STEP 7・・・1


    余分な布を中に引き上げます。

  • STEP 7・・・2


    左脇の隙間から着付けベルトを出します。

  • STEP 7・・・3


    背中側から回した着付けベルトを左襟に留めます。

  • STEP 8


    伊達締め(ベルトタイプのマジックベルトを使用)をつけ、その上から前板を付けます。おはしょりの長さは、人差し指1本分が目安です。

  • STEP 9


    襟の合わせや裾の長さ、おはしょりが前後キレイにできているかチェックしましょう。キレイに出来ていれば、浴衣の着付けの完成です。前板の部分は、この後に帯を巻くので隠れます。

しっかりと着付けができれば、着崩れ防止になります。
浴衣の着付けが不安な方は、何度か練習をすることで、キレイに着付けができるようになるので是非チャレンジしてくださいね。

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